etika | 攻めのDX/AI活用 無料診断

新富士化学株式会社 御中
事業環境リサーチ & 攻めのDX/AI活用 無料診断レポート

対象: 新富士化学株式会社(shinfuji-chemical.co.jp)/ 代表取締役社長 椎木 俊雅 様
作成: 株式会社etika / 担当 宮村 / 作成日: 2026-07-17
農薬製剤・造粒の独立系受託加工 外部公開情報からの推定 無料診断(Step1)

はじめに

このたびは、株式会社etikaの「攻めのDX/AI活用 無料診断」にご関心をお寄せいただき、ありがとうございます。本レポートは、御社の公式サイトなど外部に公開された情報をもとに、御社の事業環境(市場・制度の追い風)と、Web・データ・AI活用の現状を客観的に整理したものです。

あくまで外部からの観察にもとづく推定(仮の見立て)であり、社内の実データは含みません。実際の数値や運用状況を踏まえると見え方が変わる部分もございますので、初回面談で御社の実情を伺いながら、ご一緒に精緻化していければと考えております。御社が掲げられる経営理念「挑戦・成長・感謝」と、「社員と共に成長し続けていく会社であり続けます」というご挨拶のメッセージ(公式サイトより)に、技術と人を大切にされる堅実な経営姿勢を拝見しました。本レポートが、その次の一歩をご検討いただく材料になれば幸いです。

本レポートは「現状を否定する」ためのものではなく、御社が今後さらに伸ばせる余地(伸びしろ)を、客観的な視点から見つけていただくための材料です。良い点・整っている点もあわせてお伝えします。

1診断スコア(サマリー)

御社の「攻めのDX」を5つの観点でスコア化しました。スコアは5点刻みのおおよその位置で、1〜2点の差は「同程度」とお考えください。すべて外部公開情報からの推定です。
35/100
御社の「攻めのDX」スコア
同業の目安(推定)約 50

今後さらに伸ばせる領域:集客・リード獲得 / AI活用

総合35点は、技術と設備への投資(推進体制10点)に対して、デジタルの入口(集客・リード獲得5点、AI活用4点)が未整備というかたちの差です。裏を返せば伸びしろが最も大きい構造で、「新富士化学」の指名検索 月約170回という既にある需要の受け皿づくりから着手できます。

Web・問合せ 集客・リード データ/顧客管理 AI活用 推進体制
御社(推定)35 同業の目安(推定)50
観点御社目安
Web・問い合わせのしやすさ1011
集客・リード獲得514
データ・顧客管理69
AI活用45
推進体制・本気度1011
総合約35約50

観点ごとのコメント

観点現状の見立て
Web・問い合わせ2025年12月のリニューアル・問い合わせまで1クリック・フォーム8項目(必須5)は健全です。モバイル表示(主要コンテンツの表示まで)8.0秒(デスクトップは2.2秒)だけが惜しい点です。
集客・リード獲得最も差が開く軸です。推定月間流入ほぼ0・獲得キーワード1語に対し、指名検索は月約170回既にあります——探している人は実在し、受け皿づくりから始められます。
データ・顧客管理窓口はフォームとメールアドレス直書きの併記。問い合わせ「後」を仕組みで受ける余地があります(外形からの観測のため、社内の実態は面談で伺わせてください)。
AI活用構造化データの住所(郵便番号)が旧表記のまま=AI検索・地図サービスが旧情報を引用しうる状態です。業界全体でこれからの領域のため、先に整備すれば先行できる「備え」の領域です。
推進体制・本気度2024年の工場集約・建屋改築という大型投資、HPリニューアル・採用発信の継続、なりすまし対策(DMARC)設定済み——投資の意思は明確です。独立系ゆえの意思決定の速さも強みになりえます。

観点ごとの採点根拠

観点配点観察した事実(公開情報)採点の考え方
Web・問い合わせのしやすさ10/202025年12月リニューアル済み。全ページから問い合わせまで1クリック、フォーム8項目(必須5)。一方、モバイル表示は8.0秒(デスクトップ2.2秒)で、返信目安・個人情報の取り扱いの記載がなく、調達担当者向けの情報(設備能力・品質保証体制・実績)が未掲載導線と基本構造の健全さを加点。モバイル速度と「委託先評価に使う情報」の未掲載を伸びしろとして減点。同業各社もおおむねB2B標準レベルで、大差のつきにくい軸です
集客・リード獲得5/20推定月間オーガニック流入ほぼ0・獲得キーワード1語・ドメインスコア8・被リンク約13(Ubersuggest推定・取得日 2026-07-17)。技術資料・メルマガ等のリード入口なし。指名検索「新富士化学」は月約170回存在検索経由の入口がほぼ閉じている一方、指名の需要は既にあるため「集客の装置が無いだけ」と評価。同業上位は月約22,800流入(同日取得の推定値)で、5軸の中で最も差が開く軸です
データ・顧客管理6/20窓口はフォームとメールアドレス直書きの併記。問い合わせ後のフォローを仕組みで受ける外形的な痕跡は確認できず外形観測に基づく保守的な採点です(社内で仕組みをお持ちの場合は上振れします)。同業には問い合わせ後のフォローを仕組み化する動きも見られます
AI活用4/20顧客接点でのAI活用(FAQ自動化・チャット等)なし。構造化データはサイト基盤(Wix)の自動出力のみで、郵便番号が旧表記のままAI検索・地図サービスの引用元となる正確な一次情報が未整備である状態を反映。業界全体でこれからの領域のため、整備による先行余地を伸びしろとして評価しています
推進体制・本気度10/202024年の工場集約・主力造粒工場建屋改築という大型投資、HPリニューアル(2025年12月)と採用発信の継続、なりすまし対策(DMARC)の設定済み投資と発信の継続を加点(DMARC設定は同規模の製造業では先進的です)。デジタル領域の専任体制・発信がまだ外形から見えない分を控えめにしています

※ いずれも外部公開情報からの観察に基づく推定です。初回面談ご提示用(概要版)では、この根拠表は🔒で伏せ、面談で詳しくご説明します。

御社 35/100。伸びしろの筆頭は「集客・リード獲得」——「国内トップクラスの造粒技術」が、委託先を探す調達担当者の検索からほぼ見えていません。指名検索は月約170回あるのに、事業キーワードでの獲得は1語のみ。裏を返せば、探している人が既にいる分だけ、入口を整えた効果が出やすい状態です。

2御社の事業理解

面談に先立ち、御社の事業を公開情報の範囲で整理しました。認識の齟齬があればぜひお聞かせください。
設立
1959
1959年12月設立。1961年から祖業の水稲用除草剤粒剤を製造
代表者
椎木 俊雅 様
経営理念「挑戦・成長・感謝」(公式サイト・ご挨拶より)
所在地
山口県山口市小郡
小郡に第1〜第4工場+小分け包装工場。2026年2月に住所表示変更(移転ではありません)
事業領域
農薬の製剤・造粒・小分けの受託加工
従業員約80名・独立系のB2B受託専業(資本金1,500万円)

事業の柱

サービス内容
SERVICE 01
押出造粒
1961年の水稲用除草剤粒剤以来の祖業技術。粒剤の受託製造の中核となる造粒方式です(公式サイト「新富士化学の技術」より)。
SERVICE 02
被覆造粒(含浸)
担体への被覆・含浸による造粒。ドローン散布×豆つぶ剤など省力化製剤へのシフトが進む中で、出番が増えると見込まれる技術領域です(市場動向からの推定を含みます)。
SERVICE 03
微粒剤造粒
微粒剤の造粒に対応。押出・被覆(含浸)・微粒剤の3方式を並べて訴求する会社は、今回調査した同業4社には見当たらず、造粒特化の深さは御社の際立った特徴です。
SERVICE 04
小分け包装
小分け包装工場を小郡に保有し、造粒から小分け包装までを一貫して受託できる体制です。

提供価値・ビジネスモデル

大手農薬メーカー(農薬登録の保有者)からの委託を受け、製剤・造粒・小分け包装を加工賃ベースで担うB2Bの受託加工です。多品種少量の生産に対応し、特定グループの系列に属さない独立系として、複数のメーカーから並行してお預かりできる中立性——公式サイトにも「技術・情報の徹底した管理と守秘」を明記——を特徴とされています。

独立系・マルチクライアント受託造粒3方式特化多品種少量生産中立性・守秘体制1961年からの粒剤実績5工場+小分け包装工場

御社の強みとお見受けする点

  • 中立性・守秘: 系列色のない独立系のため、競合し合う複数のメーカーから並行して受託しやすい構造です。公式サイトでも「技術・情報の徹底した管理と守秘」を明記されています。
  • 造粒特化の深さ: 押出造粒・被覆造粒(含浸)・微粒剤造粒の3方式を並べて訴求する会社は、今回調査した同業4社にはありませんでした。
  • 直近の設備投資: 2024年6月の姫路工場集約・主力造粒工場建屋改築は、受託製剤に投資が向かう市場の流れと合致した投資です。
  • 待遇の資産: 「休みが多い・待遇が良い」という好意的な現職の口コミ(OpenWork等)は、採用にも与信(安定した委託先かどうか)にも効く、まだ発信されていない資産です。
  • 基盤整備の先進性: なりすましメール対策(DMARC)を設定済み——同規模の製造業では先進的な整備です。

直近の前向きな動き

  • 2024年6月: 姫路工場を小郡へ集約し、主力造粒工場の建屋改築が完成(直近の大型投資)〔公式サイト・会社案内〕
  • 2025年12月27日: 公式ホームページをリニューアル公開〔公式サイト・お知らせ〕
  • 2026年1月〜5月: 求人票の更新が継続——製造職の増員に加え、「今後を見据えた新しいリーダー人材の確保」を明記した生産技術職(管理職候補)の募集〔ハローワーク求人票・公式採用ページ〕
  • 2026年2月13日: 住所表示・郵便番号変更のお知らせを掲出(住居表示の変更であり、移転ではありません)〔公式サイト・お知らせ〕

沿革・歩み(公開情報より)

  • 1959 新富士化学株式会社 設立(12月)
  • 1961 祖業となる水稲用除草剤粒剤の製造を開始
  • 2024 姫路工場を小郡へ集約、主力造粒工場の建屋改築が完成(6月)
  • 2025 公式ホームページをリニューアル公開(12月27日)
  • 2026 住所表示・郵便番号の変更(2月・移転ではありません)。「新しいリーダー人材の確保」を明記した求人票の更新が継続
2024年に物理面の集約(姫路→小郡)と設備投資を終えられ、2025年末にホームページを刷新——発信のテコ入れが始まった初期段階とお見受けします。物理統合の次の一手として「情報面の整備」(探されたときに見つかる入口づくり・記録のデジタル化)に取り組む、自然なタイミングです。

3市場環境と追い風

御社の事業環境には、受託製剤の需要成長・米の増産転換・省力化製剤へのシフトという追い風と、2026年4月の労働安全衛生法対応という期限付きのテーマが同時に来ています。公開データの範囲で整理しました。

市場規模(公開データより)

国内農薬出荷金額(2024農薬年度)
3,652億円
前年比+3.0%(数量16.5万tは▲3.3%)=「量から質へ」の構図〔クロップライフジャパン〕
農薬製剤市場(2024年度)
3,455億円
2032年度3,645億円予測=ほぼ横ばい。剤型・付加価値で稼ぐ市場へ〔矢野経済研究所〕
2025年産主食用米の作付増
+10.4万ha
生産量は9年ぶりの高水準。祖業の水稲用除草剤粒剤に当面の追い風〔農林水産省ほか〕
労安法の対象物質(2026年4月〜)
約2,900物質
リスクアセスメント義務の対象が拡大。記録・帳簿業務が増える見込み〔厚生労働省〕

いま効いている制度の追い風

制度・法令時期御社事業への意味
農薬取締法・再評価制度2021年度〜順次
(約15年周期)
約4,300剤が対象。メーカー側で古い剤の整理・製剤変更が進み、受託品目の入替=「新しい委託先を探す瞬間」が生まれています。
労働安全衛生法
(化学物質の自律的管理)
2026年4月に対象拡大リスクアセスメント対象が約2,900物質へ。農薬原体・補助剤を扱う製造場の記録・体制整備に直接影響する、期限付きのテーマです。
みどりの食料システム戦略2030年▲10%・2050年▲50%
(リスク換算)
化学農薬の総量削減圧力の一方で、省力化・低リスク製剤への置き換え需要を生み、造粒技術の出番を増やす方向です。
化管法(PRTR)対象物質改訂2023年4月施行第一種指定化学物質が462→515物質へ拡大。届出とSDS(安全データシート)対応の対象が広がっています。
新たな水田政策2027年度〜生産調整に頼らない政策へ移行。水稲用除草剤の受託量に中期で影響しうる構造変化で、「第2の柱」の受託獲得が中期の論点になります。

デジタル化の潮流

標準化が進んでいること
  • 製造現場の記録・帳票の電子化(紙の日報→電子帳票)は、化学系の現場で定番の打ち手になりつつあります
  • 熟練ノウハウのデータベース化・動画マニュアル化による技能承継
  • 化学工業はDX推進の専門組織を持つ企業が47.6%と、業種の中では先行しています〔富士電機調査〕
各社が伸ばそうとしていること
  • 省力化製剤(ドローン対応の豆つぶ剤・ジャンボ剤等)への剤型シフト
  • 技術情報のWeb公開による引き合い獲得(技術コラム・製品詳細ページ)
  • メール配信・広告計測などのデジタル接点の整備——同じ農薬分野でも始まっています(§5参照)

顧客・現場で起きている変化

  • 農業現場の大規模化・省力化: 基幹的農業従事者は102.1万人(5年で▲25.1%)・平均年齢67.7歳。一方で20ha以上の経営体が経営耕地の51.0%を占め、大規模化が加速しています。大規模経営体ほど省力化製剤を選ぶ傾向があり、御社の造粒技術には追い風です。
  • 委託元メーカーの構造変化: 大手化学農薬メーカーは縮小する国内市場から海外市場へ戦略シフトを進めています。国内の多品種少量・特殊造粒を「自前で持たない」動きは、受託の受け皿の価値を相対的に高めます。
  • 監査・記録要求の厳格化: 再評価制度・労安法により、委託元からの品質監査・記録要求は年々重くなる方向です。記録のデジタル化は「守り」であると同時に、監査対応力という委託元への信頼訴求(攻め)の材料にもなります。

使える補助金・支援制度

山口県 中小企業DX推進補助金「DXツール導入型」(補助上限75万円・補助率1/2以内・2026年12月25日まで随時受付)が現在動いています。ほかに中小企業省力化投資補助金(一般型)(第7回は2026年7月受付・11月中旬採択発表)やIT導入補助金も対象になり得ます。いずれも期限のある制度のため、活用される場合は今期中の意思決定が必要です(対象・枠は面談時点の公募内容で確認します)。
追い風(受託需要の成長・再評価制度による品目入替期)と期限(2026年4月の労安法対応)が同時に来ています。「探されたときに見つかる入口」と「増える記録業務の受け皿」をこの1年で並行して整えることに、合理性があるタイミングです。

4同領域の動向と「見せ方」

御社と同じ領域で活動する会社の見せ方の傾向を、公開情報の範囲で整理しました。各社を評価する意図はなく、市場で「どう伝わりやすくするか」のヒントとしてご覧ください。

「独立系×受託専業」——今回の調査で他に確認できなかった御社のポジション

農薬メーカーが製剤・造粒・小分けの委託先を選ぶ際に同じ土俵に載りうる同業として、クニミネ工業(アグリ事業)・住化アグロ製造・協友アグリ・サンケイ化学の4社を選定しました。いずれも上場企業の一部門または大手グループ系であり、「独立系×マルチクライアント受託専業」という御社のポジションは、公開情報の範囲では他に確認できず、希少と推定されます。受託需要そのものは追い風です——同じ農薬受託加工を主力とするクニミネ工業のアグリ事業は、2026年3月期 第3四半期累計で売上+23.8%・セグメント利益+104.9%と大きく伸びています。系列色のない独立系だからこそ、競合し合う複数メーカーから並行してお預かりできる中立性・守秘体制は、伝われば強い差別化の芽です。

同領域の主な会社(中立な市場マップ)

各社を評価・順位づけする意図はなく、「どんな見せ方をしているか」を公開情報の範囲で中立に整理したものです。

会社領域・規模感参考になる「見せ方」
クニミネ工業株式会社
(アグリ事業)
東証スタンダード・単体228名。農薬粒剤・顆粒水和剤の製剤・包装の受託加工が主力のアグリ事業部門受託範囲(粒剤・顆粒水和剤)・除草剤専門/非除草剤の工場分離・数kg単位のラボスケール試作・「造粒のみ/包装のみ」の個別受託対応までWebで具体的に開示し、委託元が検討しやすい情報設計になっています。
住化アグロ製造株式会社従業員199名・山口県下松市。農薬製剤・肥料の受託製造専業(住友化学アグログループ)受託製造専業として、拠点(下松・郡山・庄原・愛媛)と製造剤型(粉剤・粒剤・水和剤・乳剤・フロアブル剤)を明示しています。
協友アグリ株式会社従業員301名(全農・住友化学系)。水稲用除草剤等の自社製品+各社要望に応じた生産(受託枠)害虫図鑑・除草剤検索などのお役立ちコンテンツで検索接点を広く獲得。省力剤型(ジャンボ剤・FG剤)や水溶性フィルム包装設備など、剤型トレンドの先行例としても観察価値が高い存在です。
サンケイ化学株式会社従業員147名・福証上場。暖地向け農薬の製造販売+大手向けOEM製造製品ごとの詳細ページが指名検索の受け皿として機能。大手ブランド(園芸向け)のOEM製造実績の開示は「大手が製造を外部委託する」商流の実例です。
資本の独立性 独立系 ┃ ★ 新富士化学(独立系 × 受託専業 × 造粒特化) ┃ =今回の調査では同じ象限に他社を確認できず ────────────╋────────────────────────────── 系列・上場系 ┃ クニミネ工業(アグリ事業)/住化アグロ製造 ┃ 協友アグリ/サンケイ化学 ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▶ 受託専業 ←──────────→ 自社ブランド中心
「独立系×受託専業」の象限には、今回の調査では御社以外を確認できませんでした。中立性・守秘、造粒3方式特化、2024年の直近設備投資という強みは、現在のWebサイトではまだ言語化されていません——伝わるかたちにすること自体が、規模の信用力と比較される場面でも選ばれる理由になります。

面談で伺えればと思う観点

  • 受託の引き合いは、いまはどのような経路で来ることが多いですか(既存メーカーからのご紹介・指名、新規のお問い合わせ など)?
  • 委託元が委託先を選ぶ決め手は、何だとお感じになりますか(コンタミ管理・守秘・小ロット対応・納期 など)?
  • 再評価制度がらみの製剤変更・剤型切替のご相談は、実際に増えていらっしゃいますか?
  • 従業員約80名で複数工場を運営される中で、人手・技術承継の現状はいかがですか?

5観点別の診断(詳細)

スコアの根拠となった観察を、観点ごとに整理しました。いずれも「直せばより良くなる」前向きな改善ポイントとしてご覧ください。良い点もあわせてお伝えします。
観点整っている点さらに伸ばせる点(ご提案)
A. Web・モバイル速度2025年12月27日にリニューアル公開済み。デスクトップは2.2秒と良好で、レイアウト崩れもありません。モバイルの主要コンテンツ表示が8.0秒と約4倍遅い状態です。画像最適化とリダイレクト整理(モバイルで約1.1秒の損失を計測)だけでも短縮余地が大きい領域です。
B. 導線・問い合わせ全ページからお問い合わせまで1クリック。フォームは8項目(必須5)と適正で、選択肢に「共同開発について」がある点も前向きです。「共同開発」を受け止める専用ページ(開発の流れ・秘密保持・小ロット試作可否)があると問い合わせの質が上がります。返信目安・個人情報の取り扱いの明記は信頼の底上げになります。
C. 検索での見つかりやすさ指名検索「新富士化学」が月約170回(直近12ヶ月140〜320回で安定)と、ブランド需要が既に存在します。事業キーワードでの獲得は1語のみで、ページタイトルも社名のみ。技術系コンテンツの発信はまだありません。「造粒 受託」等は検索難易度が低く、造粒方式別の技術ページから少ない投資で検索1ページ目が狙えます。
D. リード入口・受託判断材料造粒方式3種・工場5棟・1961年からの実績という基本情報は掲載されています。設備一覧・生産能力・品質保証体制・認証・取引実績・FAQ・技術資料ダウンロードが未掲載です。「国内トップクラスの造粒技術」の裏付けをサイト上で検証できる状態にすることが、最も費用対効果の高い伸びしろです。
E. 試作・小ロットの受付B2Bの受託製造のため、オンライン見積・カタログ販売の該当は薄い業態です。「小ロット試作の受付」をフォーム化できると、新規開拓の入口として機能します。
F. 口コミ・第三者評価OpenWorkに「休みが多い・給与面も良い」等、待遇に好意的な現職の口コミ。エンゲージ総合評価3.4。採用にも与信にも効く資産です。地図・第三者データベースに旧住所・旧郵便番号のままの掲載が残っています。外部に散らばる会社情報の鮮度統一は、AI検索・地図の回答品質への備えにも直結します。
G. SNS・発信B2B受託でSNSが必須というわけではありません。製造技術者の採用を継続されているため、工場・技術の見える化は採用と営業の両方に効く「二毛作」の発信になります。
H. AI活用の余地ニッチな領域のため、引用されやすい素材(技術FAQ・設備仕様・正確な構造化データ)を先に整えれば早く効く条件が揃っています。構造化データの郵便番号が旧表記のままで、AI検索・地図サービスが旧情報を引用しうる状態です。関連検索では結果の最上部にAIによる要約が既に表示されており、正確な一次情報を先に整えた会社が候補に挙がりやすくなる構図です(※「AI検索に出ない」と断定するものではなく、備えの観点です)。

デジタル基盤(メール・Webの土台)の現状

御社のメール基盤は国内レンタルサーバで運用され、なりすまし対策(DMARC:自社を騙る偽メールを検知する仕組み)を既に設定済みです——同規模の製造業では先進的な整備です。一方、Webサイト(Wix)にはアクセス解析の導入形跡が見られず、お問い合わせにつながる計測・発信はこれから整えられる領域です。同じ農薬製剤の分野では、メール配信の仕組みやWeb広告の計測まで活用する会社も出始めており、計測基盤の整備が次の一歩になり得ます。

同領域での「メール・Web・広告ツール」の使われ方(ご参考)

同じ商材の事業者が、メールの土台や配信、Webの計測・広告のツールをどう整えているかを、公開情報(公開DNS・サイトのタグ)から推定して横並びにしました。各社の優劣ではなく、御社が次に整えると効く順番を考える材料としてご覧ください。

① メールの基盤・配信ツール(公開DNSから推定)

会社メール基盤メール配信・自動フォローなりすまし対策
(DMARC)
新富士化学(御社)国内レンタルサーバ(エックスサーバー)形跡なし設定済み(監視モード)
クニミネ工業Microsoft 365 ほか利用形跡あり設定済み(監視モード)
住化アグロ製造Microsoft 365+グループ共通のメールセキュリティ形跡なし設定済み(監視モード)
協友アグリGoogle Workspace利用形跡あり確認できず
サンケイ化学Google Workspace形跡なし設定済み(監視モード)

② Webサイトに入っている計測・広告・接客ツール(サイトのタグから推定)

会社サイトのタグから見えるツールサイト基盤
新富士化学(御社)検出なしWix
クニミネ工業Googleタグマネージャー、マーケティング自動化ツールの利用形跡独自構築
住化アグロ製造Googleアナリティクス(旧版)独自構築
協友アグリGoogleタグマネージャー、リスティング広告のコンバージョン計測、Meta(Facebook)ピクセルWordPress
サンケイ化学Googleアナリティクス(GA4)独自構築

※ ①は公開DNS、②はサイトのHTML・タグからの推定です(取得日 2026-07-17・各社の優劣を示すものではありません)。①はメール送信系のツールのみ、②はサイトに直接埋め込まれたタグのみが読み取れます。タグ管理ツール(GTM)経由で配信される広告・解析タグは外から見えないため「無い=使っていない」ではありません。

これらはいずれも、外部から拝見した範囲での気づきです。実機での確認や御社の運用実態を伺うと、優先順位や見え方が変わる可能性があります。面談で一緒に整理させてください。

6検索可視性の定量チェック(SEOツール)

SEO分析ツール「Ubersuggest」を用いて、御社サイトの検索可視性(推定オーガニック流入・獲得キーワード数・被リンク・ドメインスコア)を客観的な数値で把握します。数値は第三者ツールの推定値であり、丸めた目安としてご覧ください。

定量サマリー(同じ物差しで横並び)

サイト推定月間
オーガニック流入
獲得
キーワード数
被リンクドメイン
スコア
御社(shinfuji-chemical.co.jp)ほぼ01約138
協友アグリ(kyoyu-agri.co.jp)約22,8001,2422,33231
サンケイ化学(sankei-chem.com)約5,0006604,05935
クニミネ工業(kunimine.co.jp)約1,5001438,71534

※ いずれも同一ツール(Ubersuggest)・同一条件(日本/オーガニック検索)での推定値。Ubersuggest推定/取得日 2026-07-17。値は直近月のツール推定で、丸めた目安です(GA/Search Console連携値ではありません)。ドメインスコア=サイトの被リンク等から算出される相対的な評価指標(0〜100)。

読み取れること

  • 同じ物差しで見ると、同業でも検索経由の入口整備には幅があります。型は2つ——協友アグリの「害虫図鑑・除草剤検索などのお役立ちコンテンツで幅広いキーワードを取る型」と、サンケイ化学の「製品ごとの詳細ページで指名キーワードを確実に取る型」です(各社の優劣ではなく、入口整備の先行例としてご覧ください)。
  • 御社は指名検索「新富士化学」が月約170回(直近12ヶ月140〜320回で安定・Ubersuggest推定)と、既にブランド需要が存在します。一方、事業を表すキーワードでの獲得はまだなく、探している人がいるのに入口が閉じている状態です。
  • 御社がまず取り組みやすいのは「指名検索と受託キーワードの受け皿整備」。その後に情報コンテンツ型で広げるのが、同業の型とも整合する現実的な順序です。

取りに行ける具体キーワード(一例)

  • 指名検索「新富士化学」: 月約170回(Ubersuggest推定・取得日 2026-07-17。直近12ヶ月140〜320回で安定)——既に御社を探している調達担当者・求職者の、受け皿となる母数です。
  • 「造粒 受託」: 検索結果の上位20位以内に御社は不在。上位には比較メディアや同業サイトが入り、ドメインスコア一桁のサイトも上位に入っています=少ない投資で1ページ目が狙える市場です。
  • ページタイトルが社名のみで、事業キーワード(造粒・受託・農薬製剤)を含んでいないため、検索エンジンに「何の会社か」が伝わりにくい状態です——造粒方式別の技術ページとあわせて改善できます。

関連キーワードの検索ボリュームと難易度(実数取得)

キーワード月間検索数
(推定)
SEO難易度
(0-100)
狙う意図と御社の勝ち筋
新富士化学約170(指名語)既に御社を知る調達担当者・求職者の検索。モバイル速度・技術情報の充実など「受け皿の品質」がそのまま成果に直結します。
造粒 受託約1023委託先を探す調達担当者の直球キーワード。上位にはドメインスコア一桁のサイトも入っており、技術ページの整備で1ページ目が現実的に狙えます。
農薬 受託製造10未満12〜17検索数は僅少でも、検索する人は「いままさに委託先を探している」B2B調達層。1件の受託が長期・大型になる領域では十分に価値があります。
農薬 受託加工10未満12〜17同上。受託専用ページの見出し・本文に自然に含めて受け皿にします。
押出造粒 委託10未満12〜17造粒方式まで特定した、最も確度の高い検索。方式別の技術ページがそのまま受け皿になります。
農薬 製剤 OEM10未満12〜17「OEM」の言い回しで探す層向け。用語の揺れを技術ページ側で吸収します。

※ いずれも Ubersuggest推定/取得日 2026-07-17(日本・オーガニック検索)。月間検索数・SEO難易度(0〜100)は丸めた目安で、GA/Search Console連携値ではありません。ボリュームが僅少でも、地域・指名・実務ロングテールは商談に直結しやすいのが少数精鋭の勝ち筋です。

この領域の検索市場はニッチ(各キーワード月10回前後)ですが、B2B受託は1件の契約価値が大きく、少数の検索が大型の委託案件に直結し得ます。検索難易度が低く、指名検索の需要(月約170回)が既にある——少ない投資で「探されたときに見つかり、比較で選ばれる」状態を作りやすい条件が揃っています。

7ご参考:他社の取り組み

御社と規模・業態の近い会社が、DX・AI・CRMをどう活かして成果を出したか、公開されている事例をご紹介します(数値はいずれも各社・各ベンダーの公表値です)。
SG化学(化学メーカー)
約100件
技術系ポータルでのコラム配信1回あたりの問い合わせ件数。引き合いの約6割がアポにつながる〔イプロス公式事例〕
積水成型工業(プラスチック製造・278名)
月300→130時間
製造日報の電子化で日報工数を約60%削減・計算間違いゼロ〔i-Reporter公式事例〕
スーパーレジン工業(素材の受託製造)
月1件→5件
メール配信の仕組み化で問い合わせが5倍。研究成果の案内から15件が案件化〔BowNow公式事例〕

事例の詳細

企業・規模課題施策成果(各社公表値)
SG化学
(化学・素材メーカー)
資料送付と架電中心の営業。電話100件で成功1件程度技術者向けポータル「イプロス」掲載+技術コラム配信。問い合わせ・資料ダウンロード後に即フォローコラム配信時に約100件前後の問い合わせ。引き合いの約6割がアポに結びつく〔イプロス公式〕
太陽パーツ
(部品受託製造・OEM)
展示会依存(名刺交換1,200枚→30枚に激減)。顧客情報が営業ごとにばらばら課題解決型サイト+見込み客への自動フォローの仕組み(MA)を導入HP問い合わせ 月8〜9件→21件、サイトアクセス3倍以上、新規契約4〜5件〔SATORI公式〕
スーパーレジン工業
(先端複合材の受託製造)
展示会名刺のフォロー不足で潜在顧客を逃すメール配信を月1回〜2ヶ月に1回のペースで仕組み化問い合わせ 月1件→5件。研究成果メール→サンプル提供で15件が案件化〔BowNow公式〕
スタンダードテストピース
(試験片の受託製造・14名)
月末の請求業務で毎日残業。ミス・確認作業が負担顧客管理システム(Zoho CRM)と請求管理ツールを連携見積→受注→月極請求書の郵送まで完全自動化。ミス・確認作業ゼロ〔Zoho公式〕
ビューテック
(自動車部品・26拠点)
2023年の労安法改正でSDS管理・リスクアセスメントが属人化SDS管理クラウド+国の簡易評価ツールを連携リスクアセスメント入力を1製品あたり約15分短縮。26拠点で全社統一管理〔ケミカン公式〕
積水成型工業
(プラスチック製造・278名)
手書き日報を別システムへ手入力(1日51回・約4.5時間)。3直分の手計算・検算が膨大製造日報をタブレット+電子帳票で電子化日報作成・管理工数 月300時間→130時間(約60%削減)、計算間違いゼロ〔i-Reporter公式〕

共通して見えてくる「うまくいく順序」

  1. 技術情報の公開に踏み切る——「秘匿すべき」と思われがちな技術詳細こそが、確度の高い引き合いを連れてきています。
  2. 問い合わせ・名刺を1か所に集めてフォローを仕組み化する——従業員14名の会社でも実現しており、規模は障壁になっていません。
  3. 記録の電子化は「1帳票から」小さく始める——工数削減を数値で示してから広げるのが定着の型です。
  4. 法改正を導入の号砲にする——期限があると全社の合意が取りやすくなります(2026年4月の労安法対応はまさにこの型です)。
御社と最も商流が近いのは、スタンダードテストピース(14名・多品目少量の受託製造)とスーパーレジン工業(素材系の受託製造)——いずれも「マルチクライアント受託」という御社と同じ商流で成果を出しており、従業員約80名の御社で回せない理由がない規模感です。なお、農薬受託製造そのものの社名付き公開事例は今回の調査では確認できなかったため、商流・法規制・業務構造が近い隣接領域から選定しています。

※ 上記の数値は各社・各ベンダーの公表値であり、第三者による検証値ではありません。御社の状況に当てはめた効果は、面談で実数値を伺いながら試算します。

8ご一緒できることの方向性

本診断を踏まえ、御社とご一緒に進められそうな打ち手を、優先順位(Now / Next / Later)で整理しました。いずれも小さく始められ、IT導入補助金など初期負担を下げる選択肢も添えられます。
時間軸打ち手ねらい
Now
まず着手
N1 受託専用ページと技術情報の公開(受託の流れ・設備・品質保証体制・技術資料)=本丸
N3 労安法2026年4月対応——SDS・リスクアセスメント記録のデジタル化に着手(期限付きの守り)
N2 Web基盤の正確化——アクセス解析の導入・モバイル表示速度の改善・外部に散らばる会社情報の住所等更新
「探されたときに見つかり、比較で選ばれる」入口と、効果を測れる土台を先に作ります。N2は、AIによる検索要約に正確な情報が引用される素地を作る「備え」でもあります(効果を断定するものではありません)。
Next
次の一歩
X1 引き合い〜見積〜受注の記録一元化(顧客管理の仕組み)
X3 製造日報・品質記録の電子化の本格展開
X2 技術コンテンツの継続発信と見込み客との継続接点
X4 採用発信の強化(待遇資産の転用)
増えた引き合いを取りこぼさない受け皿と、現場の記録業務の仕組み化。求人票に明記された「新しいリーダー人材の確保」と同じ問題意識——人に依存しない経営——への布石です。
Later
その先
L1 造粒条件・過去記録の社内検索へのAI活用(技能承継の現実解)
L2 情報コンテンツ型の検索集客への拡張(非指名キーワードの獲得)
蓄積した記録・コンテンツを競争力に変える段階です。L1は記録の電子化(N3・X3)が前提のため、順序を守ることが成功の条件です。

見えてきた3つの機会

💡 機会1

集客・リード獲得(本丸): Web経由の新規引き合い 年6〜12件規模

前提: 指名検索 月約170回(Ubersuggest推定・2026-07-17)・現状のWeb経由はほぼ0。同じ受託製造業の公開事例では問い合わせ月1件→5件、月8〜9件→21件。現状ほぼ0→月0.5〜1件という保守的な見積りにもとづく仮説の件数レンジです。金額はあえてお示ししません——B2B受託は1契約が長期・高額になりやすく、受託単価を面談で伺ったうえで精緻化するのが誠実だと考えています。

💡 機会2

記録・帳簿業務のデジタル化: 年180〜360万円相当の工数機会

前提: 御社の品質・製造記録を月150〜200時間と仮定(あくまで仮置きの前提です)× 削減率40〜60% × 人件費換算2,500円/時、で計算した仮説のレンジです。先行事例の水準は製造日報だけで月300時間→130時間。2026年4月の労安法対応の遅延リスク回避もあわせて狙えます。

💡 機会3

採用: 紹介費 年180〜360万円相当の置換

前提: 「休みが多い・待遇が良い」という好意的な現職口コミの資産が未発信。中途紹介手数料の相場=年収の30〜35%(1名約90〜120万円)で、直接応募が年2〜3名増えた場合の仮説値(方向性の目安)です。

まずは無料診断から

本診断は無料です。続きは初回面談で御社の実数値(Web流入・お問い合わせ件数・客単価・お客様数)を伺い、機会と打ち手をご一緒に精緻化します。

補足: 2026年4月・労働安全衛生法改正——背景・想定される課題・打ち手の方向性

機会2の背景となる制度改正の補足です。労働安全衛生法の化学物質規制は、国が物質ごとに個別規制する方式から事業者が自ら管理する「自律的管理」方式へ移行中です(2024年4月全面施行)。リスクアセスメント(危険性・有害性の評価と対策の文書化)の対象物質は674 → 約903(2024年4月)→ 1,600超(2025年4月)→ 約2,900物質(2026年4月)と段階的に拡大し、あわせて化学物質管理者の選任(2024年4月〜)や、ばく露低減措置・記録の保存といった体制整備が求められています。化管法(PRTR・SDS制度)も2023年4月に第一種指定化学物質が462→515物質へ改訂済みです〔厚生労働省・経済産業省 公表資料〕。農薬の原体・補助剤を多品目扱う製造現場は対象物質数が多くなりやすく、「管理していることを記録で証明し続ける」事務作業が2023〜2026年で積み上がる構造にあります。

想定される課題(いずれも推定です。面談で現状をお聞かせください)
  • 記録点数の掛け算: リスクアセスメントは「物質×作業工程」ごとに必要なため、多品目少量の受託加工では第1〜第4工場+小分け包装工場の工程数・品目数に応じて記録が膨らみやすい構造です
  • SDSの改訂追随: 委託品目の入替(農薬の再評価制度で今起きている動き)のたびに、新物質のSDS入手→評価→記録のサイクルが発生します
  • 委託元監査への対応: 記録が紙・Excel分散のままだと、監査のたびに準備工数が発生します
  • 拠点集約後の様式統一: 旧拠点と現拠点で帳票様式・データの持ち方が異なったまま新義務が上乗せされると負荷が増します
  • 担当の属人化: 化学物質管理者まわりの法令事務が特定の方に集中しやすく、承継リスクにつながります
打ち手の方向性(段階的に・小さく始める)
  1. 対象物質の棚卸しとSDS・リスクアセスメント台帳の一元化: クラウド化した公開事例では入力が1製品あたり約15分短縮・全拠点で様式統一(ビューテック)
  2. 製造日報・品質記録の電子化: 公開事例で月300時間→130時間(積水成型工業)。負荷の大きい1帳票から始めるのが定石です
  3. 期限・改訂の仕組み化: 法令改訂やSDS更新の通知・期限管理をワークフロー化し、担当者個人の記憶に頼らない体制へ

初期投資は山口県DXツール導入型補助金(上限75万円・2026年12月25日まで随時)やIT導入補助金で実質負担を下げられる可能性があります。なお、既に生産管理・品質管理システムを導入されている場合はこの節の前提が変わります——その場合も「2026年4月対応の抜け漏れ確認」としてご活用ください。

なぜ、株式会社etika なのか

  • 私たちはツールを売る会社ではありません。Zoho・Google Workspaceを土台に、業務の設計→データ活用→現場への定着までを一気通貫で伴走し、「現場で使われ続ける」ところまでを成果と考えます。
  • ツール選定はベンダー中立です。顧客管理はZoho・kintone・Salesforceのいずれでも型は同じで、御社の規模と運用体制に合うものをお選びします。
  • SDS管理・電子帳票のような専門領域は、私たちが売る側に回るのではなく、専門ツールの選定を中立にご支援します。
  • 本レポートがその実例です。ご契約前のこの段階で、公開情報から御社の現在地・機会・打ち手をここまで具体化するのが、私たちの仕事の進め方です。

無料診断と、有償でできることの線引き

段階内容費用
攻めのDX/AI活用
無料診断
本レポート(診断スコア・市場/同業環境/他社事例の整理・施策ロードマップ・ご提案)までの初期資料一式無料
初回面談御社の実数値(引き合いの経路・受託1件の規模感・記録業務の工数)の確認と、機会・打ち手の当たり合わせ無料
実データでの精緻化実数値にもとづく効果試算と実行計画の確定(ここから先が有償です)都度お見積り
設計・構築・定着支援Now施策(受託専用ページ・記録のデジタル化・計測基盤)の実装と、現場に定着するまでの伴走都度お見積り

概算ROIの考え方

想定する効果(レンジ)
年360〜720万円相当
+引き合い 年6〜12件
守り(記録デジタル化)+採用の機会に、攻めの新規引き合い(金額は面談で精緻化)が上乗せされるイメージ。いずれも前提つきの仮説レンジです。
初期投資の目安
初期 数十万円台〜
Now施策一式(期間2〜3ヶ月)の目安。既存サイトへのページ増設が中心の小規模改修+クラウドツール利用料・初期設定で、月々は数万円規模が中心のイメージです(内容により変動・正式にはお見積りします)。
回収の考え方
受託1件でも回収余地
B2B受託は1契約が長期・高額になり得る領域です。山口県DX推進補助金(上限75万円・補助率1/2・2026年12月25日まで随時受付)等の活用で、初期の実質負担をさらに下げられる可能性があります。
いずれも公開情報にもとづく仮説のレンジであり、断定ではありません。初回面談で御社の実数値(引き合い件数・受託単価・記録業務の工数)を伺い、実数を入れた試算に置き換えてお戻しします。先行事例の成果数値は各提供元の公表値(自社調べ)であり、御社で同水準の成果を保証するものではありません。
「挑戦・成長・感謝」の理念のもと、「ご要望に十分お応えできる造粒技術の企画・提案で高品質のものづくりをお約束し、信頼される企業運営を目指す」——その造粒技術と誠実な経営が、委託先を探す方々にまっすぐ届く入口づくりを、ご一緒できれば幸いです。
株式会社etika / 担当 宮村 / keisuke@etika.life / etika.life

本レポートについて・出典

本レポートは、御社の公式サイトをはじめとする外部に公開された情報、および公開されている市場データ・SEO分析ツールの推定値をもとに、株式会社etikaが作成した推定(仮の見立て)です。社内の実データは含みません。スコアや同業の目安はおおよその位置を示す目安であり、実際の数値・運用状況を伺うことで見え方が変わる場合があります。事実誤認等がございましたら、ぜひお聞かせください。

主な出典(クリックで展開)
  • 新富士化学株式会社 公式サイト(会社案内・新富士化学の技術・お知らせ・お問い合わせ・採用情報)— 実査 2026-07-17
  • ハローワーク求人票(生産技術職 35010-4256161/製造職 35010-245061・公式採用ページ掲載PDF)— 取得 2026-07-17
  • クロップライフジャパン 2024年農薬年度出荷実績(JAcom 農業協同組合新聞ほか報道)
  • 矢野経済研究所「農薬製剤市場に関する調査(2025年)」
  • 農林水産省「農薬の再評価」「みどりの食料システム戦略」「新たな水田政策の基本的考え方」「2025年農林業センサス結果の概要(概数値)」「農業用ドローンの普及計画」
  • 厚生労働省「化学物質による労働災害防止のための新たな規制」(2026年4月・リスクアセスメント対象物質の拡大)
  • 山口県「令和8年度中小企業DX推進補助金(DXツール導入型)」/中小企業庁・中小機構「中小企業省力化投資補助金(一般型)」
  • クニミネ工業 公式サイト(会社概要・事業概要・農薬受託加工)・2026年3月期 第3四半期決算短信(2026-01-30)
  • 住化アグロ製造・協友アグリ・サンケイ化学 各公式サイト(会社概要・生産体制ほか)— 取得 2026-07-17
  • JAcom「水稲用一発処理除草剤『センメツZ』販売開始時期決まる 協友アグリ」(2025-04-15)ほか業界報道
  • OpenWork・エンゲージ会社の評判 ほか公開口コミ・第三者データベース — 取得 2026-07-17
  • 導入事例(各提供元の公式公開事例): イプロス(SG化学・コスモサミット)/SATORI(太陽パーツ)/BowNow(スーパーレジン工業)/Zoho(スタンダードテストピース・アポロウエーブ)/Salesforce(Mipox)/ケミカン(ビューテック・ダイナックス)/i-Reporter(積水成型工業)/CADDi(秋田化学工業)/テクノア(フォーバン)/NCネットワーク(三和メッキ工業)
  • 各社の公開DNS情報・トップページ公開HTML(デジタル基盤比較の推定根拠)— 取得 2026-07-17
  • 富士電機「工場・プラントにおけるDXに関する意識調査」(化学工業のDX推進組織比率)
  • 検索可視性の定量データ: Ubersuggest(SEO分析ツール/取得日 2026-07-17・日本/オーガニック検索の推定値)

※ 市場データ・SEOツールの数値は各調査・ツールの推定値です。定義・対象期間により差が生じる場合があります。

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